カマグラもジェネリック医薬品！ジェネリックについて知ろう！
バイアグラなどのED治療薬をはじめとして、現在ではカマグラ・カマグラゴールド・バイスマなど様々な種類のジェネリック医薬品が販売されています。
薬局で風邪薬や鎮痛剤などを処方されるときに、ジェネリックにしますか？と聞かれたことがある人も多いでしょう。
また、最近ではTVなどでもジェネリック医薬品という言葉を耳にしたことがある人もいると思います。
しかし、見た事や聞いた事があっても実際にジェネリック医薬品がどういったものかが分からないという人もいます。
そこで、このページではカマグラなどのジェネリック医薬品のメリットやデメリット、安全性や品質などについて紹介していきます。
そもそもジェネリックというのは何なのか？
ジェネリック医薬品というのは、後発医薬品とも呼ばれる治療薬になります。
後発という名称からもわかるように、後から発売された医薬品になります。
それに対して、最初に販売されていた薬は先発医薬品や新薬と呼ばれます。
さまざまな製薬会社が日々、新しい治療薬の研究開発を続けています。
そうして販売までできるようになったものが新薬になります。
一般的に新薬を作るためには、数年に及ぶ研究開発期間と数十億円に及ぶ研究開発費用が必要になります。また、それだけの時間や費用をかけたとしても臨床試験の段階で販売にこぎつけずに、開発が頓挫してしまうケースも珍しくありません。
新薬を研究開発して販売までできるようになるのは、研究開発の数に対して1割ほどといわれています。
製薬会社も企業ですから、利益を残す必要があるためリスクを最小限に抑えたいと考えるのは当然です。
だからこそ、新薬を開発した会社には特許が認められます。
特許が認められることによって、特許期間中は開発した製薬会社は独占的に医薬品を販売できます。
この期間に、研究開発にかかった費用を賄い次の医薬品の研究開発にかかる費用を利益から生み出すようにするわけです。
しかし、この特許は無期限に継続するものではありません。
特許期間は20年となっていますが、臨床試験や国からの審査などがあるので最大5年の延長が可能となっています。
この特許期間が終了することで、新薬を開発した製薬会社以外も、同一の成分を用いた同じ効果を期待できる医薬品を販売することができるようになります。
この同じ成分で同じ製法で作られ、同じ効果を期待できる医薬品というのがジェネリック医薬品です。
ジェネリックは世界に認められている新薬のコピー品といっても過言ではありません。
そのため、ジェネリックは基本的には新薬と全く同じ物だと考えて問題ありません。
同じ効果を持っているのに開発コストが抑えられているため、ジェネリック医薬品は新薬に比べて安価で販売されています。
なぜインドにカマグラなどのジェネリックが多いの？
ジェネリックの開発は世界中でおこなわれていますが、特にインドでは盛んになっています。
なぜインドではジェネリックの研究が盛んであるのかについては、インドの法律が大きく関係しています。
インドでは医薬品の特許法は非常に独特なものでした。
医薬品の特許には製法特許と物質特許があり、以前は製法特許のみが認められていました。
物質特許とは有効成分に対する特許、製法特許は医薬品の製法に関する特許です。
製法の特許は認められていますが、物質の特許が認められていないため、インド国内の製薬会社は先進国が開発した新薬の成分を研究して、同じ成分を用いて薬を作ることが認められていました。
しかし、製法の特許は先進国の製薬会社が持っているため、独自製法で医薬品を作ることで製法特許を回避しながら先進国が作った新薬と全く同じ効果を期待できる薬を製造販売することができました。
その結果、先進国の新薬が特許期間を満了していないのにインドではカマグラなどの多数のジェネリック医薬品が登場しているという状況が生まれました。
現在でもその名残があり、特許が切れていない薬でもインドにはジェネリックがあります。
ジェネリックの安全性は大丈夫？
ジェネリック医薬品は現在では非常に多くなっています。
安全性の面に関しては、新薬の段階で臨床試験が行われているので基本的に問題ありません。
ジェネリックの場合、従来の成分にプラスアルファしたり、薬剤の形状を錠剤からゼリー状の薬に変更したりしているケースもあります。
そうして作られたジェネリックも、国からの承認が下りなければ販売することはできないので、現在販売されているジェネリックは安全といえます。
気になるジェネリックの品質
ジェネリックの話を聞くと、どうしても品質的に問題がありそうと考える方はいます。
しかし、多くのジェネリックは国の衛生基準を満たした工場で薬を製造しているため、品質に関しても大きな問題はないといえます。
品質について疑問視されるようになった理由は、そうしたジェネリックではなく違法な業者が作った偽造品や粗悪品が出回ってしまったことが要因です。
日本でもバイアグラが登場した頃は、ネットの通販などでバイアグラを違法に入手するというケースは珍しくありませんでした。
しかし、バイアグラ自体が品薄な状態であったため、違法業者によって偽造品や粗悪品が作られ売られていたため、ネット通販に対して疑問視する傾向が強くなりました。
しかし、現在は通販ではなく個人輸入の代行が普及したため、合法的にバイアグラやそのジェネリックであるカマグラを手に入れることができるようになっています。
また、個人輸入の代行サービスが増加やSNSなどの情報発信サービスが増えた事によって、悪質な違法業者はネットの口コミなどで急激に広まるため自然淘汰的に減少しています。
そのため、高い品質のジェネリック医薬品を容易に購入することが可能となっています。