カマグラの服用方法と注意点について

バイアグラジェネリックのカマグラは有効成分が同一であるため、用法用量なども基本的にバイアグラと全く同じです。
しかし、カマグラを服用する場合には、気をつける必要もあります。

カマグラの服用方法は性交渉の1時間前に1錠

カマグラは性交渉を行う1時間前に1錠服用します。
これはカマグラの効果が発揮されるまでに30分～1時間程度の時間がかかるためです。

また、カマグラを1錠服用した後、次に服用するまで24時間以上の時間を空ける必要があります。

基本的な服用方法は上記になりますが、誰もが上記のように服用して良いわけではありません。
カマグラを服用してはいけない人もいるため、注意が必要です。

また、通販で購入したカマグラと病院で処方してもらえるバイアグラでは配合されている有効成分量が違っている場合があります。

日本国内では多くても50mgですが、海外で販売されているカマグラは100mgが基本となります。
そのため、国内で処方されているバイアグラと同じ感覚で服用してしまうと、副作用が強く現れる可能性があります。

シルデナフィル100mgのカマグラを国内で処方されているバイアグラと同じように使うためには、ピルカッターなどで分割して使う必要があります。
ピルカッターを使えば錠剤を簡単に2分割や4分割することが可能です。
100mgを2分割して半分を服用して残りを今後の為に保管しておけるので、1錠で2回分使うことも可能です。

ただし、ピルカッターを使って分割する場合は、分割面の劣化が早くなるため、できるだけ早く使う必要があります。

カマグラを使ってはいけない人は？

カマグラも当然バイアグラと同様に使ってはいけない人がいます。

• 有効成分であるシルデナフィルに対して過敏症の既往歴がある人
• 硝酸剤を使っている人
• 低血圧の人や高血圧の人
• 心臓の血管系に障害などがあり性行為が不適当な人
• 重度肝機能障害がある人
• 脳出血・脳梗塞、心筋梗塞の既往歴が半年以内にある人

などはカマグラを使うことはできません。

使えない理由は様々ですが、カマグラは血管を広げることで、勃起をサポートするため血管系の病気だったり、血管を広げ血圧を下げる薬を飲んでいたりするような場合は血圧が下がりすぎてしまい、死に至ることがあります。
それ故に、カマグラの使用が禁じられています。

カマグラと食事やお酒について注意すべき点

カマグラを飲んでも効果を全く感じることができなかったという人はゼロではありません。

さまざまな理由が考えられますが、その理由の一つとなっているのが食事です。

カマグラやバイアグラなどは、空腹時の服用が推奨されています。

空腹時に服用することによって、有効成分が十分に体内へと吸収されますが食事をした場合は、食事が邪魔をして十分に有効成分が吸収されなくなります。
有効成分が吸収されなければ当然、その効果が発揮されることはありません。
そのため、カマグラを使う場合は空腹時に服用することが肝心です。

やむを得ず食事をする場合でも、脂分が多い食事を避けあっさりしたものを選び、量も控える必要があります。
その上で、食後2時間程度あけてからカマグラを服用することで、十分に効果を得ることが可能です。

食事の際に飲むことが多いお酒に関しても注意が必要です。
注意すべき点は飲み過ぎないこと。

お酒はカマグラの成分吸収を阻害することはありませんし、適量であればリラックス効果を生むためカマグラの効果を引き立てます。
しかし、飲み過ぎてしまうと勃起自体が難しい状態になるので逆効果になってしまいます。

また、アルコールには血管の拡張作用があります。カマグラにも同様の作用があるため、普段から血圧が低い方は貧血などの可能性があるためお酒との併用も控えるべきといえます。

注意すべきはグレープフルーツや牛乳です！

カマグラなどのED治療薬を服用するとき、食事やお酒と共に気をつけなければならないのがグレープフルーツです。

グレープフルーツにはフラノクマリンと呼ばれる成分が豊富に含まれています。
このフラノクマリンは、酵素の作用を阻害する効果を持っています。
通常、酵素が薬の有効成分を分解することで本来の効果を発揮するのですが、フラノクマリンが体内に入り込むことで有効成分の分解を阻害してしまい、カマグラの効果を強めてしまいます。

効果が増強されると聞くと、非常に良い効果と思う方もいるでしょう。
しかし、どのような医薬品も効果とともに副作用があります。
効果が増強されることで同様に副作用も増強されてしまう可能性が高いです。

これまでカマグラを使っても副作用を感じなかった人がグレープフルーツと一緒に服用することで副作用を感じるようになったり、副作用を感じていた人でもその副作用が強くなってしまい、性交渉どころではないという状態になる可能性もあります。
そのため、カマグラを使うときはグレープフルーツやグレープフルーツジュースには気をつける必要があります。

さらに、牛乳など脂質が高いものにも注意が必要です。
牛乳に関しては相互作用があるというわけではありません。
しかし、脂質が豊富な牛乳は飲むことで腸内に膜をはります。
その結果、カマグラの有効成分が十分に吸収されなくなってしまう可能性があります。

脂分の多い食事を摂るとカマグラの効果が発揮されなくなるのと理由は同じであるため、カマグラを使う場合は牛乳にも注意するようにしましょう。